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移動体風力発電装置

特徴

本移動体用風力発電機(以下、本発電機)の特徴を下記に示します。

1) 本発電機は、移動体の航行、運航中に発生する前方からの風を利用して発電を行う発電装置です。
発電した電力は移動体に搭載されたバッテリーに接続することにより移動体の動力用電力の補助用電力として使用することができるようになります。

2) 取付方法は簡単で、本体固定用のステーと船舶のバッテリーケースまたは移動体本体に取り付けます。

形状及び構造

上記図面は、250Wクラスの発電容量を持つタイプのものです。
円筒形の形状を持ち前面から風を受け入れ内部に設置している特殊形状の羽を回転させ、胴体途中にある排気エリアから受け入れた風を外部に排出する構造になっています。
発電する電力により本発電機本体大きさを変更することが可能です。

1)発電装置
羽の回転を電力に変換します。

2)制御回路
発電装置の発電状況を監視し、インバーター回路が安定して動作できるように制御を行います。

3)インバーター
本装置で発電した電力の電圧値を移動体に搭載しているバッテリーの電圧に合わせるための装置です。制御回路により発電装置と連動し本装置の発電出力を安定化させます。

設置例

固定用金具を用いて固定。
本装置は取り付け可能な空間があれば移動体のバッテリー装置の上に取り付けることも可能です。
取り付け金具はオプションで別途用意可能です。

本装置と移動体のバッテリーの搭載位置は、ケーブルの届く範囲内であれば可能ですが、両者はなるべく近い位置に設置することを推奨します。

本装置を4台搭載した例です。
本装置は風力発電のため、発電装置の台数を増やすと発電装置を取り付けた箇所に風圧分だけ圧力が生じます。
そのため、別途固定用架台を用いて強度を上げることもオプションで可能です。

大型船舶(1kw以上の発電能力)はジェット型風力発電装置を活用
国内特許 6832221  US特許10995728

小型/中型船舶(1kw未満の発電能力)は移動体風力発電装置を活用
国内特許 7030511

移動体風力発電装置は移動体(EV自動車,EVバイク,ドローン)に活用できるが、応用として太陽光パネルの付けられない高層マンションに蓄電池と組み合わせることにより、災害時/停電時に蓄電池に対しての補充電ができる。
また、航空機、船舶、空飛ぶ車等にも活用できる。

移動体向け風力発電装置は大きさを自由に変える事が出来る特徴があり、小型のものはビールのピッチャー2倍サイズから大型のものはジャンボジェットのエンジンのサイズまでになります。

移動体向け超小型風力発電設備について

特徴

■ EV車、船舶等の移動体向け風力発電システム
■ 発電出力はDCで直接リチウムイオン電池や蓄電池に接続し充電可能
■ リチウムイオン電池や蓄電池の容量に合わせせることも可能

仕様概要

発電出力 DC12V/40A(最大)
発電方式 強制吸気による特殊形状の回転羽を回転させての発電
筐体 樹脂成形品
寸法(予定) Φ280 * 580cm(取り付け用金具含まず)
重量(予定)  10kg~15kg

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