お問い合わせ

携帯型捕獲装置

はじめに

本コイルガン式携帯型捕獲装置(以下、本装置)は、専用のカートリッジ内に格納されたワイヤーの付いた重りを磁力の力で射出し標的に絡ませて捕獲する捕獲装置です。
直接標的に触れることなく安全に捕獲が可能となります。

[ 特徴 ]
・本装置は、小型軽量。
 ベルト用のフックを使用し、ベルトに固定して移動することが可能。
・ワイヤーは専用カートリッジに格納。
 本装置とは、ワンタッチで脱着が可能。
・射出装置部分には、コイルガン式で強力な磁力による射出方法を採用。
 炸薬等を使用していないため、日本国内での使用が可能。
・誤射を防ぐ安全装置を搭載。
・簡単な操作方法。

捕獲装置本体について1

本装置の形状(イメージ)と各部の名称を下記に示します。

捕獲装置本体1

捕獲装置本体について2

本装置の各部の説明を下記に示します。

捕獲装置本体2

■射出用コイル
 本装置は、ワイヤーのついた捕獲用の重りを磁力の力で射出します。
■射出前は、左下図のように安全装置用レバーを下げた状態で保持します。
■使用時には、安全装置用レバーを上げた状態にすることにより本装置内の高圧回路に電気が充電を開始し数秒で発射可能な状態になります。
■引き金を引くことにより、コイルに高電圧がかかり磁力を発生させ捕獲用の重りを前方に射出します。

専用カートリッジについて

本装置で使用する専用カートリッジについて下記に示します。

専用カートリッジ

【専用カートリッジ】
■専用カートリッジは、本装置の後方部分から挿入します。
■奥まで差し込むとロックがかかる構造になっています。
■図に専用カートリッジの内部構造を示します。
 専用カートリッジの内部には、左右にひとつづつの重りと約2.5mのワイヤーが内蔵されています。
 本装置内部の強力な電磁石の力で、重りが打ち出されるとともにワイヤーも引かれて射出する構造になっています。

操作方法について1

操作方法

1)予め、本装置に専用カートリッジを装着しておきます。
2)安全装置用レバーを下げると本装置内部の高圧回路が充電されます。
3)充電が完了すると充電確認用インジケータが点灯します。
4)インジケータが点灯時に引き金を引くと専用カートリッジ内の重りが前方に射出されます。

操作方法

5)使用済みの専用カートリッジを取り除きます。 専用カートリッジを引き出すことにより取り外すことができます。

カートリッジ用補給器について1

本装置のカートリッジ用補給器と各部の名称を下記に示します。

カートリッジ用補給器

本装置にカートリッジ用補給器を図のように取り付けることができます。
カートリッジ用補給器を本装置の上面に乗せ前方にスライドさせることにより本装置に固定することができます。

カートリッジ用補給器について2

カートリッジ用補給器について下記に示します。

カートリッジ用補給器

本装置に装着したカートリッジ用補給器には本装置に詰めたカートリッジ以外に3個のカートリッジを格納することができます。
カートリッジは前方向から供給します。
カートリッジ用補給器の内部では、ストッパーが働くため、一度挿入したカートリッジが挿入口から出てくることはありません。

カートリッジ用補給器について3

カートリッジの次弾装着の方法について下記に示します。

カートリッジ用補給器

使用済みのカートリッジを取り除いた後、本装置を上方向に向けます。
カートリッジ用補給器内のカートリッジが手前にでてきますので、指で軽く下げてから本装置に装着(軽く押し込む)します。

専用カートリッジの重りとワイヤーについて

本装置のトリガーを引くと、カートリッジ内の重りとワイヤーが発射され広がりながら標的に向かいます。標的が2つの重りの間に入れば、図の様に標的に絡みつきます。

専用カートリッジの重りとワイヤー

安全装置について

本装置には、誤射を防ぐための安全装置を搭載しています。

安全装置

本装置の安全装置は、レバー式になっており、レバーを上げておくと引き金を引いても専用カートリッジ内の重りは射出されません。

専用カートリッジ内の重りを射出するときはレバーを下げます。 安全装置のレバーを下げると本装置内の高圧回路に電圧がチャージされ発射可能状態に移 行します。 発射可能状態になるとインジケータが点灯します。

携行方法について1

携行方法

本装置には、標準で携行用にベルト用のフックが装着することができます。

専用バックル

オプションで、専用バックルの用意も可能です。

携行方法について2

本装置にカートリッジ用補給器を装着した状態では、携行のためのベルト用のフックを取り付けることはできません。

カートリッジ用補給器装着時用の専用バックル(オプション)を使用してください。

お見積り・お問い合わせ

ご相談、お見積りのご依頼など、
お気軽にお問い合わせください

メールでのお問い合わせ