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低圧水素吸蔵合金カードル充填設備/
BCP対策低圧水素吸蔵合金カードルを使用したコンテナ型燃料電池システム

本水素吸蔵合金ボンベ用水素ガス充填装置は、下記のような特徴を持った屋外用の水素ガス充填装置です。

1)12ftコンテナ1台の中に、純水生成装置、同装置用純水用タンク、水素生成装置、水素吸蔵合金ボンベを搭載しており、そのため小型化と低価格化を実現しています。

2)水素生成装置では純度99,997%以上の高純度の水素ガスを発生させることが可能な装置を搭載しています。

3)水素吸蔵合金ボンベは最大24mの容量を持つ専用の水素吸蔵合金ボンベをコンテナ内に5本収納できます。

4)水素吸蔵合金ボンベへの水素ガスの充填は、移動可能な水素ガス充填用操作盤を充填する水素ガス吸蔵合金ボンベの位置まで移動し水素ガス充填用チューブを水素吸蔵合金ボンベに取り付けて充填を行います。

5)コンテナ内にはLED照明を3灯搭載しているため、夜間の作業や点検時に有効です。

ブロック図 レイアウト図

>> 定置用燃料電池発電装置向け水素吸蔵合金カードルの説明はこちら

■仕様概要

項目 内容 備考
装置形状 12ftコンテナ W2400*D3600*H2600mm (外寸)
水素生成装置 発生量1m3/h 形式:ONFCQL-1000
水素吸蔵合金ボンベ 同時充填本数 1組(4本搭載品) >
水素吸蔵合金ボンベ 搭載本数 5組 >充填時切り替え
水素ガス用各種弁 閉鎖バルブ、脱気弁 充填時にチューブ内の空気を排出するため。
純水生成装置 1台
純水用タンク 1台
LED照明 3灯
電力入力用配電盤 1台 コンテナ外部壁面に設置 防水仕様
その他 給水口 1個 純水生成用 水道を接続
その他 AC100V 1個 電力入力用配電盤内に設置
その他 AC200V 1個 電力入力用配電盤内に設置

BCP対策低圧水素ガスカードル使用コンテナ燃料電池システム

本システムは、災害時に電力の供給が停止した時用に一時的に電力を供給するための装置です。

特徴

1)戸数10~20戸のアパートを想定。

2)各戸に対し、1kwの電力を供給。
  各戸毎に、AC100V/10Aのブレーカを介して電力を供給。
  そのため、各戸で電力の使用量を超えても、他に影響を与えることはありません。
3)発電には燃料電池を使用。

4)燃料の水素ガスの供給には水素吸蔵合金ボンベを使用。
  そのため、水素ガスボンベを使用するときの様に消防法等に抵触することがありません。
  水素吸蔵合金ボンベは1日に5本づつ2回の入れ替えを行います。
  これにより、24時間3日以上の稼働を可能とします。

5)10戸分あたり12ftコンテナ1台のスペースに設置することができます。
  (各戸への電力配線等は別)

などを有しています。

以下、本提案の装置を燃料電池システムと記載いたします。

燃料電池システムから各部屋への電力の供給

燃料電池システムからの電力を電源ケーブルを用いて各部屋に供給します。
各部屋への配線は、
1)各戸の窓から室内へ配線を行う方法(ケーブルの分だけ窓が開きます)。
2)新築時に室外から室内への専用配線をあらかじめ用意しておき室外に設けたコネクタに燃料電池システムからの配線を接続し電力を室内で使用する方法。
などが考えられます。

燃料電池システムから各部屋への電力の供給

燃料電池システムのブロック図

燃料電池システム1台で、1戸あたり1kw(AC100V/10A)の電力を10戸まで供給することができます。
戸数が20戸のアパートでは、燃料電池システムを2台使用することで対応が可能となります。
(これは、水素吸蔵合金ボンベの交換作業のしやすさを考慮しての構造です。)

燃料電池システムのブロック図

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